一年前のこと、雨の降る日でした。
母が病院から退院した日で、夜になり少し落ち着いて庭を見ると
以前から庭先によく来ていた野良猫(愛称 シマちゃん)が、
ゲッソリした様子でたたずんでいました。
しばらく顔を見なくて、どうしたかなと思っていたのですが

ただ事でない感じが。

痩せこけ、そして何より異様なのはシッポが付け根近くから無毛で
扁平に押しつぶされた細い木の根のようになって、垂れたまま動かずのようでした。

これはどうしたことか、何かにシッポがはさまって
やっと這い出してきたのだろうか?
ともかく捕獲、保護。

我が家の猫とは隔離してケージに入れ一晩。
翌日、クリニックに連れていき見てもらいましたが
怪我ではなく、薬品かもしれないが原因は特定できないとのこと。

しかし一週間前に保護されてクリニックに連れてこられた野良猫が
ちょうど同じような状態だったそうで
もしかしたら悪い人が??と、先生たちと暗い顔になってしまいました。

その後、先生が獣医師の集まりでシマちゃんの写真を見せ話題にしたそうですが
特に他に同様の報告はなかったそうです。

脱水もありシマちゃんはそのまま入院となり。
約3週間後に、可愛らしい丸い短いシッポになって退院してきました。

そんな昨年の5月は、その前から何なんだ?!という月で
まず5月のはじめに、生まれて初めての骨折体験。
といっても、足指の薬指つけね。ちょこっとなもの。

素足でドアにぶつかって、いつものようにドジ~と思って転がっていたら、
夫クロが指が開いてるよ~!と。
冗談?と思ったら、V字に開いたままの自分の指にびっくり。

片足ケンケンで生活、買い物はネットスーパーに頼って楽チンねだったのですが
母の面倒がどうも見切れなかったのか何なのか
しばらくして母が体調をくずして入院。
たいした事もなく退院したところで、シマちゃん登場、入院です。

骨折のせいで車の運転ができないので、シマちゃんの保護翌日は
夫に在勤にしてもらい、一緒に連れていってもらえたものの
その後は、シマちゃんのお見舞いにマメにいけなかったのが残念でした。

ひさしぶりついでに、
昨年は1月から実はそんな感じで
母が原因不明の腹痛で食事もできなくなり入院。

3つの病院を3月まで旅してさまよい、その間に胆管癌とわかり
母は老齢で体力がないため、手術はせずステント処置で退院。
余命は一ヶ月かもしれないし、わからないと言われ
私も気落ちしたのですが(今になれば年齢から普通でもそうかと思いますね)
処置が良かったのか、ずっと楽そうになりました。
定期的に2箇所の病院で検査を受けていて、ずっと落ち着いた状態です。

SimaEgao2あれからもう一年かあ、早いものです。

シッポの短いシマちゃんは、すっかり完全家猫と化して
ちょっとV字に開いた足指のわたしと元気に過ごしています。

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